全く新しい光や物質の量子状態を生成し研究する分野です。
また、基礎物理などの精密測定に応用されて、威力を発揮している、という非常に魅力的な分野です。
また、理論研究と実験研究が、非常に密接に関連しながら、研究分野が進展していきます。
私たちの研究室は実験的手法を中心に研究していますが、
理論も勉強・研究しながら、実験を進めていく、というスタンスで取り組んでいます。
博士課程学生6人、修士課程学生5人、教務補佐員1人、技術補佐員1人です。
和気あいあいとした雰囲気で、自由に議論しながら、研究・教育を進めています。
特に、(どうやって、固有値を求めるかとかの、量子「力学」の計算手法というより)「観測」「量子ゆらぎ」など
量子「論」の根本が密接に関係してきます。
私たちの分野の量子論の教科書として、次の二つの名著:
を挙げておきます。
また、私たちの研究は、量子計算や量子情報処理の研究と密接に関連しています。
量子力学をひととおり勉強したあとに、この分野をもっと知りたい場合には、以下の教科書が参考になります。
興味とやる気のある方は是非受験してください。
最近では、京都大学工学部、神戸大学、早稲田大学、大阪大学からの入学者がありました。
本学および他大学からの博士後期課程への編入、また理論研究室からの編入も大歓迎です。
実際、京都大学工学研究科から博士課程に編入してもらった実績があります。
国内では、京都大学、東京大学、富山大学、大阪大学、早稲田大学、中央大学、岡山大学、日立製作所、理研、などが挙げられます。
海外では、マックスプランク研究所、ドイツ標準研究所、米国国立標準技術研究所、など海外で活躍している人もたくさんいます。
また当研究室で博士研究・をしていた人の進路は、岡山大学、東京大学、中央大学、日本大学、などで、広く活躍しています。
修士課程修了後の進路は、国内のメーカーが中心です。
平成24年度3人、平成23年度3人、平成20年度4人、平成19年度3人、平成18年度4人、
平成17年度4人、平成16年度4人、平成15年度3人、平成14年度3人です。
研究室見学、大歓迎です。
このことからも、日本学術振興会がこの分野を特に重視していることの表れだといえます。
(科学技術振興機構のCRESTプロジェクト「冷却原子の高度制御に基づく革新的光格子量子シミュレーター開発」、
内閣府のImPACTプログラム「冷却原子量子シミュレーション」、
日本学術振興会の大型科研費基盤研究S「光格子中イッテルビウム量子気体の究極的操作・観測が拓く新奇量子凝縮相研究の新展開」)
などが現在進行中で、これで、世界と戦える体制ができています。
海外の理論研究者とは常日頃からメールで研究の議論をしています。
また、海外からの教授、大学院生を数か月受け入れて共同研究を行うことも積極的に進めています。
(実績:アメリカ(ハーバード大学ジョンドイル教授)、ドイツ、フランス、ポ―ランド)
また、ハーバード大学の学部学生をこれまで4人受けいれて、課題研究Q6のメンバーと一緒に教育・研究に参加してもらいました。
Q6のメンバーもこれまでに4名、ハーバード大学に行って研究を行いました。
短期間の海外からの訪問者は数えきれないほど頻繁に研究室を訪問しています。