
Analog Devices社の
AD9910は1 GSPS, 14ビットのDDS ICです.この評価ボード
AD9910/PCBZは,定価$500 (日本では7万円弱,2009年12月現在) と低価格,最大400MHzまで正弦波出力可能,0.23Hzの周波数分解能,USB経由でPCから制御可能,内蔵(on board)水晶発振器で使用可能(電源を供給するだけで使える),などなど魅力満載です.
VCOよりは高いですが,水晶発振器を基準にするので周波数安定度は格段に上ですし,何よりPCから正確に周波数を設定できるのは便利です.
RFパワーアンプと組み合わせてAOMの駆動などに使えそうですが,その実力の程やいかに.ここでは動作に必要な周辺回路,位相ノイズ測定結果などを紹介します.
詳細は
こちらから~
(15 June 2010 update; 順次公開予定)
KeyWords: AD9910/PCBZ, DDS, Low-cost, PC control
XPort
はLantronix社が開発した組み込み用超小型デバイスサーバーです(詳しくはLink先を参照).
ここでは,秋葉原の若松通商が販売している
「Lantronix XPort miniユニット」
を使って,RS-232Cしか搭載していない実験機器を,LAN (TCP/IP) 経由でLabVIEWなどを使って制御できるようにする方法について説明します.内容は
- LabVIEWでXPortと通信するためのRubyスクリプト
- Tektronixのオシロスコープ TDS2014 + TDS2MEM でデータ取得/操作
- Burleigh社の波長計WA-1500の波長を読み取る
- ディ エス テクノロジー社の高周波DDS-PLLシンセサイザDPL-3.2GFを操作する
です(順次公開予定).
KeyWords: XPort, RS-232C, TCP/IP, Ruby, LabVIEW